陸軍戸山流で検証する日本刀真剣斬り
兵頭 二十八 /籏谷 嘉辰
並木書房 刊
発売日 2006-03
日本刀というより武士道の本 2006-05-14
帝国陸軍は軍刀として日本刀の帯刀を認めたわけですが、その有効な使い方も教えるべきだったけれども、実際はそれは後手に回っていたようです。遅まきながらも実践的な剣術を作り出そうとして、その流れを汲むのが、「戸山流」ということです(とはいってもその中でもいろいろあるようですが)。
この本は、日本刀という武器の特性だけでなく、それを活かす、スポーツではなく実戦の為の剣術のあり方、武士道精神など、タイトルには表れない盛りだくさんの内容です。弓馬の術にも話は及び、たとえば、日本在来の馬は、サラブレッドとは違い、急斜面を駆け下りることができる、というのは、軍記物語を読む上でも、貴重な情報です。
ですから、このタイトルは非常に損しているように思えます。
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